展示会などのイベントの場では、紹介される作品・商品自体ももちろん大切ですが、会場作りも同じくらい大切です。
展示会などのイベントでは作品・商品を引き立てる空間を作るのはもちろんのと、メディアの撮影や取材、会見などを行うことも少なくないため、そういったものに合わせてある程度華やかにしなければいけません。特に撮影を行う場合、背景が会場の壁そのままだと、見映えが悪くなることも。もちろん作品・商品によっては、そのほうがかえって映えることもありますが、華やかさに欠けるというのは否めません。
背景を飾る方法はいくつかありますが、手軽で簡単に利用できるものとしては、ポップアップディスプレイがあります。ポップアップディスプレイを利用すれば、手早く華やかな背景を作り出すことができます。
条件に合わせて臨機応変に
展示会などのイベントで取材・撮影を行う場合、背景に大型のパネルが置かれていることがあります。ああいったパネルの一種に、ポップアップディスプレイがあります。
従来の大型パネルは施工の必要があったため、手間も費用もかかるものでした。大型であることから、搬入も面倒です。これを解決できるのが、ポップアップディスプレイなのです。ポップアップディスプレイはフレーム同士を接続し、その上にパネルを設置するという方法をとっています。
フレームの接続には工具が必要ありませんし、分解して折りたためば持ち運びも便利です。組立・分解ともに手軽にできるので、これまでのように施工の費用や手間がかかりません。パネルも巻くことができるので、すべてのパーツを数人で運ぶことができます。
移動できるメリット
もうひとつ、繰り返し使用しやすいというメリットもあります。
従来のバックパネルの場合、繰り返しの使用を想定しておらず、保管場所にも困るのでその場で解体・廃棄となります。毎回作る必要があるため、ここでも手間と費用が発生します。
しかし、ポップアップディスプレイはフレームを分解すればスペースをあまりとりませんし、パネル部分を交換するだけでさまざまな展示会やイベントで繰り返し使用できます。そのパネルも印刷すればいいだけなので、手間も費用もかかりません。