「店頭の行列などお客さまと近隣の方とのトラブルをうまく対処できないか」と頭を悩ませているオーナーもいるのではないでしょうか。そんなときは、目立ちやすく訴求力があるコーンサインやミニコーンの活用がおすすめです。口頭で伝えることなく注意喚起ができるので、店舗の出入り口だけでなく、スタッフの目が届かない場所のトラブル対策にも適しています。そこで今回はコーンサインとミニコーンにフォーカスし、種類と機能、設置時のポイントについてご紹介します。
バリエーションが豊富!
コーンサインの種類と機能
コーンサインというと、規制を伝えたり場所を区切ったりする際に活用するイメージが強いですが、この他の用途も兼ね備えた多機能タイプも数多く存在します。注意喚起だけでなく、店舗からのプラスアルファのメッセージを発信することができますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
灰皿つきタイプ
コーンサインの種類のひとつに、「灰皿つきタイプ」があります。コーンサインの上部に灰皿が取りつけられており、側面には「喫煙所」の文字やタバコの絵などがプリントされています。「喫煙所はここです!」と場所をお知らせできる他、灰皿も完備されているので、タバコのポイ捨てと歩きタバコの防止に効果的です。
ミニコーン
店内で注意喚起を行いたい場合は、ミニコーンの設置がおすすめです。一般的なコーンサインに比べてサイズが小さいので、設置場所を選びません。店内で立入禁止区域を作りたいときや、通行を誘導したいときに活躍します。
どういうときに役立つの?
コーンサインの活用方法
トラブルを対策しお客さまを誘導する際に役立つコーンサインとミニコーンですが、具体的にどう利用すればいいのか分からないという方もいるかもしれません。以下で、それぞれの活用方法をご紹介します。
待機列の目印として活用する
店内外にて待機列を設ける際は、分かりやすい目印が必要です。なぜなら、目印がないとお客さまがバラバラに並んでしまい、お客さま同士だけでなく近隣の方とのトラブルに発展してしまう恐れがあるためです。さらに、待機列を店外に設けた場合、目印がないと通行人が通りにくくなるなどの問題が発生することも考えられます。
お客さまに気持ちよく並んでもらい、かつトラブルや通行人への被害を避けるためには、コーンサインやミニコーンを並べて待機列の目印を作ることが大切です。
駐車禁止・立入禁止区域で注意喚起する
立ち入り禁止区域や駐車禁止区域であることを示す際も、コーンサインが役立ちます。コーンサインの種類の中には、上部に「駐車禁止」や「立入禁止」と書かれたパネルがついているものもあります。立体感があるため貼り紙よりも目につきやすく、効果的に注意喚起できます。
コーンサインを並べて紐でつなぎ、それを立ち入り禁止区域や駐車禁止区域進行の前に置けば、障害物として役立てることも可能です。お客さまが間違えて駐車したり侵入したりするのを防げます。
広告媒体として活用する
コーンサインの種類の中には、上部に広告用のPOPをセットできるタイプもあります。また、コーンサイン用のステッカーも販売されているので、PRしたい文言をプリントすればコーンサインをあっという間に広告媒体にすることが可能です。これらを看板代わりに使用すれば、新メニューや新サービスの宣伝が可能です。
例えば、待機列の目印としてPOPをセットできるコーンサインを活用すれば、待機中のお客さまに新メニューや新サービスをPRでき、販促効果が期待できます。
押さえておこう!
コーンサインを設置する際のポイント
コーンサインを設置する際は、以下でご紹介する2つのポイントを念頭に置いておきましょう。
1.転倒防止用のウェイトを取り付ける
コーンサインは軽量なので、強風や人による衝撃で転倒する可能性があります。もしコーンサインが道路に投げ出されると、自動車やバイクの通行の妨げになり非常に危険です。そのため、コーンサインを設置する際は、コーンサイン専用のウェイトを取りつけましょう。
2.条例に違反していないか確認する
自治体の条例によっては、屋外広告物条例で広告用サインコーンの設置が禁止されていたり、許可が必要だったりする場合があります。コーンサインを設置するときは、条例や法律条例に違反していないか事前に確認しましょう。なお、公道への設置は道路法によって禁止されています。
コーンサイン・ミニコーンを活用して、
マナー違反を削減しよう
コーンサイン・ミニコーンは、お客さまの迷惑行為を対策する上で役立ちます。気になる場所に設置するだけなので、誰でも簡単に取り入れることができます。
お客さまによるトラブルは、すでに来店しているほかのお客さまへはもちろん、それを目にした通行人や近隣の方からの店舗の印象にも大きく影響します。そのため、口頭で注意するのはもちろん、コーンサインやミニコーンなどのアイテムを上手に活用して未然に防ぐことが大切です。手軽に設置できてしっかりと注意喚起を促せるコーンサイン・ミニコーンを取り入れて、トラブルなく誰もが利用しやすい店舗を目指しましょう。