出展する展示会の見極め方とは?ブース装飾の種類と施工業者の選び方
展示会は、自社の商品やサービスをPRする絶好の場。このチャンスを活かすためには、展示会に関する専門的な知識をしっかり蓄える必要があります。そこで今回は展示会にフォーカスし、参加する展示会・イベントの選び方をはじめ、ブース装飾の種類、装飾施工業者の選び方などについてご紹介します。
集客が期待できる!出展する展示会・イベントの選び方
展示会に参加するうえで、まずすべきことは展示会・イベント選び。このとき、自社の商品やサービスにまったく関係のない展示会・イベントを選んでしまうと、せっかくのチャンスを無駄にしてしまう恐れがあります。そのため、参加する展示会・イベントは慎重に選ぶことが大切です。
同業他社が集まる展示会・イベント
例えば、自社と同じ業界の企業が集まる展示会・イベントなら、ミスマッチが生まれる心配はほぼありません。またライバル会社の集客力をうまく利用すれば、自社の見込み客と出会える可能性をグンと高めることができます。さらに、ライバル会社がPRや集客においてどのような戦略を取り入れているか偵察することも可能です。参考にできそうなポイントを積極的に取り入れるなどすれば、自社のノウハウ蓄積につなげることもできます。
顧客側を起点に出店する展示会・イベント
ライバル会社の存在が気になる場合は、視点を顧客側にシフトするのがおすすめです。例えば、テレビ会議などのシステムサービスを扱っている会社の場合、そのサービスを建築業界が利用しているのであれば、建築・建材関係の展示会・イベントに参加するのが吉。顧客の業種に関連した展示会・イベントであれば、ライバル会社が参加している可能性は低いので、唯一無二のブースとして商品やサービスを思う存分アピールすることができます。
参加する展示会・イベントを選ぶ際は、同業他社もしくは顧客の業種に着目してみましょう。そうすれば、きっと自社の商品やサービスを十二分にPRできる展示会・イベントが見つかるはずです。
どれを選べばいい?展示会装飾の値段と種類
参加する展示会・イベントが決まったら、次は自社のブース装飾について考えなければなりません。値段・種類ともに多種多様なので、まずはブースに関する基礎知識を理解しましょう。
展示会装飾を設置!値段はいかほど?
装飾の値段は業者、ブースの広さ、希望納期などによって異なり、安いものだと約10万円、高いものだと約100万円するものもあります。もちろん、値段が高ければ高いほどよいというわけではないので、ブースの広さと、それに適したPR方法を考慮しながら自社の商品やサービスに合った装飾を選ぶことが大切です。
代表格をご紹介!装飾・ディスプレイの種類
装飾・ディスプレイの種類はとても多く、初心者からすると、どのような装飾を選んでいけばよいか、わかりにくいと思います。そこでおすすめしたいのが、パッケージ化されている商品です。パッケージにはバナースタンド、ポスターフレーム、またバックパネルなどが含まれているものも多く、展示会で使用する装飾の基本的なツールが網羅されていることが多いです。またブースのサイズ別で装飾ツールを販売していることや、中には購入時にセット内容を自由に組み替えることができたりもするので、さまざまな見せ方で商品やサービスをPRできます。また購入後にも使用しないときはコンパクトにまとめられるので、持ち運びや収納も楽々です。
展示会・イベント会場の広さはもちろん、費用や使い勝手のよさなどによって適切な装飾は限られてくるので、ポイントを絞り込んでから選ぶようにしましょう。
ニーズを考慮して選ぼう!ブース装飾・施工業者のタイプ一覧
ブースの装飾・施工は、決して容易ではありません。高い位置での施工作業や、集客を意識したブース作りを行いたいとなった時、初心者だと上手に施工・装飾できないことも。最初は時短・節約よりも確実性を重視して、装飾・施工は専門業者に依頼することをおすすめします。
ブースの専門家!施工業者
自社で工場を持っていることが多く、主にブースの施工を行います。施工経験が豊富なので、成功事例が多いというメリットがあります。そのうえコストパフォーマンスがよいので、「こんなブースにしたい」という明確なイメージがある企業におすすめです。
トータルプロデュース!プランニング会社
ブランド構築や戦略立案、展示会・イベント当日のディレクションと、トータルプロデュースを行います。先頭に立って引っ張りながらも、足並みはそろえてくれるので、展示会・イベントにはじめて参加する会社には特におすすめです。
とにかくクリエイティブ!デザイン会社
主に、ブースのデザインを担当します。要望を反映してくれるのはもちろん、デザインの観点から意見を伝えてくれることもあるので、相乗効果によって最適なデザインを生み出してもらうことができます。「展示会・イベントでもっとも目を引くブースにしたい」というニーズにマッチするかもしれません。
守備範囲が広い!広告代理店タイプ
メディア向けのプロモーションや事前集客の方法など、さまざまな視点からサポートをしてくれます。デザインや装飾・施工は別業者が担当するため、上述した3つの専門業者よりもコストは高くなることがほとんど。とはいえ守備範囲が広いので、安心感は抜群です。
このように、各専門業者で特徴や魅力はさまざまです。そのためブース装飾・施工業者を選ぶ際は、自社の求めるニーズにマッチするかどうかを考慮することが大切です。立派なブースで自社の商品やサービスをPRするためにも、まずは自社の求めるニーズが何なのかを明確にしましょう。
なお、誉プリンティングは東京や名古屋などの各拠点に提携業者があります。しっかり提携しているので、比較的低コストで装飾・施工まで対応することが可能です。「自分たちで施工するには不安」という場合は、ぜひご利用ください。
ブース装飾・施工業者を利用!依頼から搬入までの流れ
実際にブース装飾・施工業者を利用することになった場合、業者側としっかり連携を取らなければなりません。このとき、ブースの装飾・施工における全体的な流れを把握しておけば、よりスムーズかつ綿密な連携を取ることができます。
主な流れ
1.ブースのコンセプトを決める
2.ブースのデザイン案を作成する
3.見積もりの作成・交渉
4.展示物を制作する
5.搬入・施工・設営
ブースのコンセプトは、展示会に参加する目的や商品・サービスを考慮したうえで決めるのがおすすめです。また、さまざまな展示会で使い回すことも想定し、汎用性の高い装飾にすることも大切なポイントです。デザイン案は専門業者にお任せする場合がほとんど。具体的なブースのイメージがある場合は、あらかじめ担当者に伝えるようにしましょう。見積もりが作成されたら、内容をきちんとチェックすることが大切です。無駄なコストが発生していないか、疑問点はないかなど、細かく目を通すことをおすすめします。
また、ポスターやパネルなどの展示物を制作し掲出する場合は、事前にその旨を専門業者にしっかり伝え、状況に応じて、印刷立ち会いの必要性なども判断しましょう。搬入・施工・運搬は、プロにお任せするのが一番。とはいえ、何らかのトラブルが発生する可能性もゼロではないので、なるべく現場立ち会いをするのがおすすめです。
展示会に参加して、自社の魅力をアピール!
展示会・イベントは、自社の魅力をアピールできる特別な場。参加して自社の商品やサービスを存分にPRするためには、展示会に関する知識を深めることが大切です。今回ご紹介した「自社に合った展示会・イベントの選び方」「展示会装飾の種類」「ブース装飾施工業者の選び方」を参考にすれば、きっと展示会・イベントへの参加を成功させることができるはずです。誉プリンティングは、ブースや展示物などを通してそのサポートをさせていただきます。ぜひこの機会に、誉プリンティングのアイテムやサービスをチェックしてみてください。
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