スナックやバーのお店の看板は視認性が大切!色やフォントの選び方

看板を使えばお店側で客層をコントロールできるため、望む客層をゲットしたり、
一見さんお断りの雰囲気を出したりすることも可能です。
ここではスナックやバーのお店の看板を作成する際のポイントをまとめていますので、ぜひご覧ください。

スナックやバーのお店の看板は、お店の顔。「このお店に入ってみたい」と思わせることが重要ですが、中には「一見さんお断り」「お店のコンセプトに理解のあるお客さまだけを獲得したい」など、お店側で客層をコントロールしたいという経営者の方もいるかもしれません。

それらを踏まえて今回は、スナックやバーのお店の看板を作る際のポイント、色やフォントの選び方、注意点などについてご紹介します。

スナックやバーのお店の看板を作る際のポイント

スナックやバーのお店の看板を作る際は、以下のポイントに留意することが大切です。

お店のテイストが伝わるようにする

Restaurant sign board

スナックやバーといっても、店舗によってテイストやコンセプトはさまざま。例えば、モダンなインテリアで高級感を演出しているスナックもあれば、シャビーシックな小物を使って店内を味のある風合いに仕上げているバーもあります。

看板を作る際は、お店のテイストやコンセプトを含んだ看板にすることが大切です。写真を載せたり、メニューや値段を記載したりお店の雰囲気に合った色・デザインに仕上げたりすることで、お店とお客さまのミスマッチを防ぐことができます。

一見さんお断りの場合は詳しい情報を
載せず店名だけにする

通常、看板には店名や営業時間、メニューや値段などの情報を盛り込みますが、一見さんお断りのお店にしたいという方は“店名だけの看板”を作成しましょう。 店名だけの看板は、新規のお客さまにとっては不親切で不安を煽るもの。

それらのマイナスな感情は入店を避ける要因になるため、一見さんお断りのスタンスを目指すお店にとってはよい効果を生みます。

視認性のよい看板にする

すべての店舗にいえることですが、看板の視認性を高めることは集客を目指す上で重要なポイントです。特にスナックやバーは夜営業がほとんどなので、視認性のよい色を使用する、ライトで看板を照らす、電飾看板(LED看板)を用いるなどの工夫をして、暗い場所でも文字やロゴが見えるようにしましょう。

なお、目立つことを重視するなら“白色系ライト”、落ちついた雰囲気を重視するなら“電球色”が効果的です。

看板のデザインを決める“色”と“フォント”はどう選ぶべき?

スナックやバーのお店の看板をデザインする際、色やフォントは集客を左右する重要な要素。以下では、色やフォントの選び方についてご紹介します。

色の選び方

スナックやバーのお店の看板は、視認性・誘目性の高い色を使用することが大切です。例えば、「赤×黄」「黄×黒」「青×白」などのように明度差の高い配色は、暗い場所でも見えやすいためおすすめです。また暖色系は誘目性が高く、有彩色で高彩度の色は人目を引くため集客につながりやすくなります。

一方、黒やグレーなどの無彩色は一見さんお断りのお店にぴったりです。新規のお客さまの目にとまりにくく、しかしながら高級感や品のよさを与えるため常連さんからの評判を獲得できます。

フォントの選び方

スナックやバーのお店の看板に使用するフォントは、お店の雰囲気はもちろん、視認性や可読性、判読性に優れているかどうかを判断して選ぶことが大切です。 例えば、明朝体は「優雅」「高級感」「上品」「知的」などの印象を与えるフォント。スッキリとしたフォルムなので、可読性や判読性に優れています。和風の印象が強いため、和モダンテイストのお店にマッチしやすいといえます。 一方、ゴシック体は「楽しい」「カジュアル」「親近感」「目立つ」などの印象を与えるフォント。可読性よりも視認性に優れており、アメリカンダイナーのように気軽さがある洋風のお店には適していますが、一見さんお断りのお店にはおすすめできません。

この他、デザイン書体(ポップ体、手書きフォント)は「遊び心」「面白さ」「個性的」な印象を与えますが、読みづらさを感じさせることもあるため注意が必要です。

さらに、フォントには“英字”に特化した欧文フォントがあります。Baskerville(バスカヴィル)やDidot (ディド)、フルティガー(Frutiger)などの書体によって印象が異なる他、セリフ(文字の先端にある小さな飾りのこと=R)か、サンセリフ(文字の先端に装飾がない=R)かによっても見栄えが変わります。

スナックやバーのお店の看板を作成する際の注意点

スナックやバーのお店の看板を作成する際は、以下のことに注意しましょう。

看板の明るさ

電飾看板の明るさは、周辺環境の明るさによって印象が異なります。例えば、同じ明かりであっても周辺環境が暗いと看板は明るく見えますし、逆に周辺環境が明るいと看板は暗く見えてしまいます。そのため、お店の周辺環境の明るさをあらかじめリサーチしておくことをおすすめします。

設置する場所に合わせて看板を選ぶ

スナックやバーのお店の看板は、設置する場所に合わせて適したタイプを選ぶ必要があります。例えば、店舗がビルのテナントなら“壁面看板”や“袖看板”、建物の1階なら通行人の邪魔にならない袖看板、2階以上にあるなら視認性のよい立て看板などがおすすめです。

お客さまの目線になって看板を作成
しよう

スナックやバーのお店の看板を作成する際は、お客さまの目線になってデザインを考えることが大切です。たくさんのお客さまに来店してほしいなら、店名や営業時間などの情報を記載した視認性のよい看板を作成することが望ましいですし、一見さんお断りのお店にしたいならお客さまが入りづらいと感じるような看板を作成しましょう。看板作成を検討しているスナックやバーの経営者の方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。

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